NOKは、実際どんな会社なのか?
ここでは、入社3年目、同期の若手社員4名に、入社動機や現在の仕事内容の話を通じ、
働く場としてのNOKの魅力や自身の成長の実感などについてフランクに語り合ってもらいました。

MEMBER

K.T

NOK株式会社 事業推進本部
TCD部 TCD課
2020年入社
情報工学部 電子情報工学科 卒

T.K

NOK株式会社 湘南R&Dセンター
技術本部 技術研究部 材料研究課
2020年入社
総合理工学研究科 繊維学専攻 修了

S.O

NOK株式会社 湘南R&Dセンター
環境管理室 環境管理部
環境マネジメント課
2020年入社
理工学部応用化学科 卒

Y.S

イーグル工業株式会社
業務本部 総務部
2020年入社
政策創造学部 政策学科 卒

最初に、NOKに
入社を決めた理由
教えてください。

S.O

長く働き続けたいという気持ちがあったので、働きやすく、風通しの良い企業に就職したいと思っていました。NOKは人間尊重の経営理念に加えて、福利厚生が充実している点が自分の考えにマッチしていると感じました。

K.T

僕も福利厚生面の充実や待遇面の良さは、入社を決めた理由の一つです。また、就職活動をしていた段階ではやりたいことが決まっていなかったので、NOKに入社すれば、いろいろな職種を経験できる可能性が高い点にも惹かれました。

Y.S

僕は大学の合同説明会でNOKと出会ったんだけど、その後の会社説明会や面接の度にお茶やNOKロゴ入りのガムを出していただいたのがとても印象に残ってます。さらに採用担当者の方が、ポロシャツにスニーカーというラフな服装をしており、そんな自由な雰囲気にとても惹かれましたね。

S.O

私も会社説明会で社風がわかる動画を見せてもらったのですが、アットホームすぎる会社(笑)、という雰囲気。実際働いていてその通りだと感じています。

K.T

面接のときがとても印象的。なぜなら、アルバイトの話だけで終わったから(笑)。多分、アルバイトの話を通じて、「人」そのものを見てくれたのではないかなと。

Y.S

それは僕も感じた。T君が言った「人」そのものを見てくれるというのは、人を大事にする姿勢の表れだと思います。

T.K

僕の場合、大学院で高分子材料に関する研究に取り組んでいたので、その知見を活かそうと考えて入社を決めました。みんなが言うように、社員の方々を通じて社風や雰囲気の良さも感じたけど、入社の決め手は、やりたい研究ができることでした。

入社前と入社後、
抱いていたイメージとの
ギャップ
はありましたか。

  • 役職者の方々がとても優しく、親切なのには驚きました。将来自分もこんな上司になりたいという人がたくさんいる。また社員のことを一番に考えてくれる会社だと感じますね。急用でどうしても休みたいときなど、前日に伝えても休ませてもらえますから。

  • 僕の部署は研究開発セクションということもあって、働き方の柔軟性が高く、自由に労働時間の変更や休暇の取得ができる。社会人は窮屈なイメージがあったけど、そんなことはほとんど感じずに働くことができています。

  • BtoBのメーカーだから、当初は堅いイメージを抱いていたけど、実際は明るい人柄の人が多く、役員の方々も柔らかく親しみやすい。いい意味でのギャップがありましたね。
    加えて、学生の頃はスーツにネクタイを想像していたので、節度ある私服が全社で認められている点が嬉しいです。

  • そうそう、湘南R&Dセンターは、服装は私服でOK。毎日何を着ていくかは悩みますが、スーツじゃなくていいのはありがたいですね。他社で働く友人は、毎日スーツ出社が必須ですから。

  • 本社も比較的服装は自由。もちろん、大人の判断が求められるけど。仕事面で言うと、頑張った結果の失敗なら、怒られることは全くなく、失敗を糧に、どうしたらもっと良くなるかを上司が親身になって相談に乗ってくれます。

現在の仕事内容を
教えてください。

  • K.T

    NOKグループの各工場に訪問して製造現場の原価低減を支援しています。原価にはいろいろな要素があるけど、僕は原価のうち作業者に関する部分を担当しています。具体的には、作業者の動きに注目し、作業のムダを省いて一人当たりの生産性を向上させる活動をしています。現場の人たちと協力して問題点を洗い出し、その問題解決によって原価低減を実現する業務です。

  • S.O

    私は、社員の環境意識を向上させる業務を担当しています。環境に対する社内の認知・意識を全体的に向上させようという目的で、社内ポータル掲載用の環境に係る資料作成や、年2回環境に関するアンケートを実施しています。

  • Y.S

    僕はNOKのグループ会社であるイーグル工業で総務部に所属しています。総務の仕事は、従業員向けに様々なサービスを提供する役割を担っているので、業務内容は多岐にわたります。たとえば、従業員の社宅や寮の手配、勤務する事務所の管理や整備、有事(火事や地震)に備えた保険契約、ホームページのリニューアル等々、会社の潤滑油的な存在だと思いますね。

  • T.K

    僕は技術系なので、仕事内容はみんなとは大きく異なります。今取り組んでいるのが、フッ素ゴムの加硫反応や配合剤に関する研究開発。フッ素ゴムはオイルシールやOリングに用いられる主要な材料の一つです。反応機構や分析に基づき新規の配合剤を開発することで、材料の高機能化や不適合の低減を目指しています。

仕事において
成長を実感する部分
教えてください。

Y.S

入社1~2年目は、何を進めるにしても上司に相談していたけど、今はまずは自分で考え物事を進め、必要に応じて相談するようになりましたね。当初は、単に仕事をこなしていただけの部分があったけど、今は会社をより良くするため、たとえば無駄をなくし効率的にするために何をすればよいか、自ら課題を見出し、解決するようになっている。少しずつ成長しているんじゃないかなと思います。

S.O

同感です。私も入社当初は、先輩の後ろについて仕事を手伝う形が多かったですが、今は自分で考えて仕事を進めることが増えてきたと思います。自分自身で成長したと思うのは、物事の伝え方。環境管理部の業務では多くの人と関わります。その中で、文章や言葉で伝える際に、万人に同じ意味で理解してもらえる形で発信できるようになったと思います。

K.T

二人が言ったように、仕事への取り組み方や意識が変わってきたと思う。入社した頃は仕事が面倒だなと思うことがありました。でも仕事をしていくにつれ誰かに感謝されることが嬉しいと感じるようになった。このことは僕にとって大きく、今では仕事を自ら引き受けたいと思うようになりましたね。

S.O

面倒と思っていたのが自ら引き受ける。劇的な変化ですね!

K.T

そうですね(笑)。言われたことをやるだけでなく、相手が何を求めているかを考える視点や視座も身に付けつつあると感じています。

T.K

僕は大学では化学を専攻していたけど、湘南R&Dセンターでは様々な分野の出身の方、特に機械系の方が多く働いています。そのため、大学では学ぶことができなかった分野や現象の捉え方について学ぶことができ、技術者としての知見が広がったと感じます。

Y.S

研究開発の業務というのは、自らテーマを設定して取り組むのですか。

T.K

入社当初は研究テーマをもらって、それに沿って業務を実施していたけど、最近では、どのような内容を実施すべきか自身で考える機会も増えてきた。みんなの話を聞いていると、どの仕事でも入社時に比べて、主体的かつ能動的になっている。それが成長しているということだと思うし、NOKの風土が成長を促していると思いますね。

NOKという
会社の風土
教えてください。

  • 社風を形づくるのは、やっぱり人だと思います。NOKで特徴的なことは、社員同士仲が良いこと、人柄が良い人が多いこと。そういう人たちが集まった会社だから、働きやすさも生まれていると思いますね。

  • そう、社員同士は本当に仲がいい。同期や所属部署の同僚と一緒に、定時後飲みに出かけることもよくあります。また休日などのプライベートでも遊びに出かける話を多く聞きますね。

  • 仲がいいからコミュニケーションも活発です。仕事中でもプライベートな話を混ぜながら、社員同士和気あいあいと業務に取り組んでいる。いい意味でゆるい雰囲気があります。

  • 僕はイーグル工業の所属だけど、NOK主催のイベントに参加することも多く、NOKグループとしての絆や団結感を、グループ会社だからこそ感じる。別会社であっても、業務で連携することも多く、疎外感はまったく感じませんね。

  • 私たち若手社員は会社の寮に住んでいる人が多いと思いますが、寮で一緒に食事したり、週末は一緒に遊びに出かけたり、若手社員の交流が活発です。同期が集まる機会も多いので、他部署との関わりも少なくない。経営理念に「愛情と信頼に基づく人間尊重経営」とありますが、多くの社員との関わりの中でそのことを実感しますね。

  • 僕の上司は仕事だけでなくプライベートの相談にも乗ってくれます。プライベートの悩みがあることを伝えたところ、早めに仕事を終えて飲みにいこうと誘われ、仕事だけでなく、恋愛や人生のことについて話をしました。これは僕の上司だけでなく、面倒見のいい人が集まっている当社の社風ではないかと思いますね。

  • 私も面倒見の良さを感じます。環境管理部は若手と親世代というような構成であるため、困ったことがあればすぐにサポートしてくれます。親世代の方と一緒に出張に行った際、受け入れ先の方から「親子かと思いました」と言われてしまいました(笑)

  • 別な側面で言うと、若手のうちから挑戦させてくれる風土が根付いていると思う。実際、自分自身、入社3年目で重要な新製品開発のメンバーにアサインされていますから。

  • 僕もそれは感じます。若手に仕事を任せるのがNOKらしさ。先日はつくば事業場の新棟立ち上げの竣工式典を仕切らせてもらいました。社長が出席する式典ですから、絶対ミスは許されない。このような責任ある仕事も、若手に任せる。それが成長に繋がっていくのだと思います。

  • そうですね。若手にトライさせる風土があると思う。先ほど、環境意識向上の取り組みの一つに、年2回のアンケート実施の話をしましたが、実は私が提案して始めた仕事です。若手の意見に耳を傾け尊重する社風なのだと、改めて感じました。

  • 自分なりにやりたいことを伝えると、挑戦させてくれる会社ですね。だからやりがいも生まれるし、仕事がより楽しくなるのだと思います。

NOKという会社の
働く環境や制度について
どのように感じていますか。

T.K

自身の事情に合わせて働き方を選択できる会社だと思いますね。在宅勤務やフレックス勤務の制度も整備されていますし、有給休暇もたくさん取れる。働く環境として最高じゃないかな。

K.T

働きやすい環境だから、長く安定して働けると思う。制度面で言えば、住居面の福利厚生はとても充実している。独身の間は寮や借り上げ住宅に住むことができるし、結婚してからも社宅に入れるので、お金にかなり余裕のある生活ができますね。

S.O

独身寮は本当に素晴らしいと思います。住居費に悩むことはないので、その分お金もたまり、旅行を楽しむなど、オフも充実しています。

Y.S

同感です。個人の家賃負担がかなり低いから、たとえば結婚後も将来について設計しやすくなると思う。

S.O

個人のスキルアップを応援してくれる制度もありますよね。資格試験などの受験費用も負担してくれますから、しっかり合格しなくちゃいけないという気持ちにもなれる。最近、危険物取扱者の資格を取得しました。

Y.S

社内でもスキルアップ研修が用意されているなど、自己研鑽の機会も多いですね。

T.K

学びの機会については社内だけでなく、外部のセミナーや講習会など、希望すれば参加することが可能であり、個々人の成長、スキルアップを応援する環境が整備されている。技術者として、非常に恵まれた環境と感じますね。